2010/11/14

台北県五股五福村、雨の古式結婚式参加

11月13日土曜日。朝から雨。台北萬華区の台北慶和館副団長・王慶鐘(阿鐘:アツォン)の自宅の窓外に屋根からしずくが落ちる。今回、慶和館は僕のために、アツォンの自宅の一室を用意してくれた。ほとんどベッドで一杯になる小部屋には、机とネットケーブルが準備されていて、僕に対する心遣いが嬉しい。
今日は飯田市出身の酒井美佳さんと台湾在住の慶和館メンバーの張景皇君との台湾での結婚式だ。
張君=バラアの親父さんは五福村の村長で、今、まさに村長選の真っ最中。70年前の古式に則った由緒ある結婚式は、バラアが馬に乗って、美佳さんを迎えに行き、迎えられた美佳さんは御輿に乗ってバラアの家へ嫁ぐというもの。街中を50人を越える行列で花嫁道中だ。
今回は、日本人が台湾の古式結婚式で結婚するという珍しいケースということもあり街中の話題らしい。
僕と御花泉の七瀬は、日本人として美佳さんの御輿を桶胴太鼓とチャッパで先導する役。
かなりの長い道のりであろう中、朝からの雨は思いやられた。朝、8時に慶和館を出発、五股五福村の公民館へ。到着するとすでにたくさんの人たちが集まっていて、花嫁道中の準備が始まっていた。
(つづく)

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